【巨匠の太秋柿】福岡のベテラン柿農家、行徳さんが育てた逸品を数量限定でお届け

“幻の柿”と呼ばれる「太秋柿」を産地直送

全国トップクラスの甘柿産地として、高品質の柿を全国に出荷している福岡県。

さまざまな品種の柿が栽培されていますが、中でも“幻の柿”と呼ばれるほど貴重な品種が「太秋柿（たいしゅうがき）」です。

今年もまるかじり九州にて、太秋柿を育てているベテラン農家・行徳さんの柿を『巨匠の太秋柿』として数量限定でご用意することに成功いたしました。

なかなか口にすることができない、希少品種の「太秋柿」。この機会をお見逃しなく。

知る人ぞ知る、幻の柿「太秋柿」って？

「太秋柿」は、広島県で1995年に品種登録された、比較的新しい品種の甘柿です。

甘柿の代表品種である「富有柿」を親として、さまざまな品種を掛け合わせて生まれました。富有柿よりも早く成熟するのが特徴です。

「太秋柿」が“幻”と呼ばれる理由は、栽培の難しさにあります。

通常の柿栽培とは工程が異なるだけでなく、樹がすぐに弱ってしまう、たくさんの肥料が必要であるなど、美味しい「太秋柿」を収穫するまでにはいくつもの難関を超えなければならないのです。

そのため、太秋柿は生産量が少なく、高級品種として”知る人ぞ知る”存在となっています。

太秋柿の特徴は、何といっても「まるで梨のよう」と言われる食感にあります。

柿特有のねっとりとしたとろみのある食感ではなく、シャクシャクとした歯切れ良い食感は、柿の概念を覆すほど。

「一度太秋柿を食べると、普通の柿には戻れない！」。そんな感想が聞こえてくるくらい、これまでの柿とは全く違う食感なのです。

さらに、平均糖度はなんと18度以上！噛むごとにサクサクの果肉から甘～い果汁があふれ、口いっぱいに広がります。この新感覚の美味しさは、他の柿では味わえません。

柿が大好きな方はもちろん、柿特有の食感が苦手という方にもオススメしたい太秋柿。これまでの柿のイメージがガラリと変わりますよ！

実が大きく種が少ないので、食べ応えも十分。瑞々しく甘さ際立つ太秋柿を、ご堪能ください。

おしりのヒビ割れが美味しさの証拠！「太秋柿」の特徴とは？

完熟した太秋柿の果皮には、時にお尻の部分を中心として円を描くように細かいひび割れのような筋が入ります。「条紋（じょうもん）」を呼ばれるこの筋は、糖度が高い太秋柿に入りやすいのです。

一見するとキズが入っているようですが、実はこの筋こそ美味しい太秋柿の印！「もしかして傷んでいるのでは？」と思われるかもしれませんが、安心してお召し上がりください。

また、太秋柿は果皮が黄色いものや、ヘタ周辺に若干青みが残った状態のもので食べ頃！完熟しても橙色にはならず、青みが残るのが特徴です。

梨のようにシャキシャキとした小気味よい歯ごたえをお楽しみください♪

※条紋の有無、程度には個体差があります。予めご了承ください。

どうして福岡県では美味しい柿が育つの？

今回お届けする太秋柿が栽培されている田主丸地区は、九州最大の川・筑後川流域にあります。

筑後川は、熊本県の阿蘇外輪山を源流として熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流下し、有明海に注ぐ一級河川。水質が良いことでも知られ、古くから流域の田畑を潤してきました。

田主丸地区があるのは、「屏風山」とも呼ばれる耳納連山のふもと。柿をはじめ、巨峰や桃などバラエティーに富んだ果樹園があり、フルーツ狩りを目当てに訪れる人も多い人気観光スポットです。

そんな田主丸エリアの特徴は、日当たりの良いなだらかな斜面が多く、肥沃で水はけ良好な土壌が広がっていること。実は、これこそが柿栽培には重要なポイント！

これらの条件が揃った田主丸だからこそ、高品質で美味しい柿を育てることができるのです。

福岡県屈指のフルーツの里で、匠が育てた逸品

『巨匠の太秋柿』を育てているのは、福岡県の田主丸で50年以上にわたり柿作りをけん引してきた”柿作りの巨匠”行徳哲夫さんです。

行徳さんは長年柿の栽培に情熱を注ぎ、太秋柿だけでなく富有柿や恋姫なども栽培。柿作りに人生を捧げてきたと言っても過言ではない、研究熱心な農家さんです。

栽培日記を毎日記録し、柿の状態をつぶさに観察するなど研究に余念がありません。柿を食べる人の笑顔を思い浮かべながら、実直に柿栽培に向き合っています。

「すべての苦労は、美味しい柿を食べてもらうため。条紋があるとは特に甘かよ。」と語る行徳さん。

そんな行徳さんが”最高の太秋柿”を目指して育てた、こだわりいっぱいの柿をお届けします。

知っておきたい!柿の豆知識

お届けする太秋柿の表面に、蝋のような白い粉が浮き出していることがあります。

これは「ブルーム」と言い熟した新鮮なフルーツにはよく見られるもので、果実が水分の蒸発を防ぎ、病気から実を守るために分泌されます。

ブルームは柿だけでなく、ブドウやスモモ、リンゴなど多くのフルーツで分泌されています。ブルームを拭くと柿の水分が逃げてしまいますので、拭かずにそのまま保存するのがオススメです。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」柿には栄養がたっぷり。

昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」「柿は医者いらず」と言われるほど、栄養分が豊富な柿。

柿の主な栄養素として挙げられるのが、1個あたりに100mg含まれているビタミンC！

これは、厚生労働省による「日本人の食事摂取基準（2020年版）」で推奨されている、1日あたりのビタミンC摂取量（15歳以上）と同量なのです。柿を1日1個食べれば、十分なビタミンCを得られるという事ですね。

また、体内でビタミンAに変換される「β-カロテン」や、腸の動きを活発にする作用がある「ペクチン」、体内の塩分量を調節する「カリウム」なども含まれています。

ただし、食べすぎると体を冷やすと言われていますので、毎日適度な量を美味しくいただきましょう。

柿に含まれる主な栄養素

1. ①ビタミンC

   抗酸化作用があり、心臓血管系の疾病予防効果が期待できます。

2. ②β-カロテン

   体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫にします。

3. ③ペクチン

   水溶性食物繊維として腸の動きを活発にし、腸内環境改善に役立ちます。

4. ④カリウム

   体内の塩分量を調節し、余分な塩分を体外に排出します。

5. ⑤タンニン

   渋みを感じさせるポリフェノールの⼀種で、強い抗酸化⼒があります。